スポンサーリンク

最強の英語学習法『表現の丸暗記=英文暗唱』

このページに来たということは、やる気があるってことだな

そんな人には、早速だが最強の英語学習法を教えよう

なんならここだけ見て帰ってもらってもいい

さて、あらゆる英語学習法を研究し尽くした俺が出した結論は、

『正しい英語表現をそのまま暗記すること』こそが最強の英語学習法だということだ

正しい表現というのは、今の英語圏の人間が使っている言葉ということ

そのままというのは、This is a pen.という表現があるなら、それをそのまま英語で覚えるということだ

これをThis is a pen.1文だけでなく、大量に覚えていくことで、英語は上達していく

拍子抜けしたかもしれないが、これが俺の結論だ

もちろんこの結論には色々な理由があるから、これからたっぷりと解説させていただく

4技能とその幻想

英語上達と言ってきたが、その具体的な定義はまだしていなかった

そもそも、英語に限らず言語の能力を分解すると、一般的に4つに分けられる

聞く(リスニング)、話す(スピーキング)、読む(リーディング)、書く(ライティング)、いわゆる4技能という奴だ

英語を上達させるとは、これらの能力のレベルを上げていくことだと思っていい

ただし、こういうと4技能それぞれに特殊な学習法が存在するかのような気がするが、それは違う

言語において4技能なんてのはすべて同一、表裏一体の現象だ

あまり難しく考えなくていい

今のところ世間一般ではそれぞれに対して勉強法が違うと捉えられているから、 リスニング用の教材、スピーキング用の教材、リーディング用の教材、ライティング用の教材、なんてふうに別々の教材が存在したりする

これは、俺から言わせると非常にナンセンス

これら4技能は全て、正しい表現を覚えていくことで自然にレベルアップしていく

スポンサーリンク

言語に関する研究はまったくといっていいほど進歩していない

少し話は変わるが、実のところ、人間の言語活動がどのように行われているのかということは、現代の科学をもってしても全くわかっていない

言語なんてもんは目に見えるものじゃないので、人間の脳みそを研究しようにもいまいち何をしたらいいのかわかっていないからだ

第二言語習得論(SLA)という学問分野も最近できているんだが、論文を読んでも英語学習の核心的なヒントになるようなことはやってない

サンプル確保的な問題で学習法に関しての研究をすすめるのが難しいのか、学習理論とはあまり関係ない研究に逃げているのが現状のようだ

そんなこんなで、言語に関しての研究は、1000年前からまともに進歩してないと思っていい

『人間には生まれたときから普遍的な文法が脳にインストールされている』なんて都市伝説みたいな仮説が主流なのが言語学の世界だからな(生成文法仮説

そんなわけだから、俺も含めみんなある程度の仮説で話を進めていくしかない

俺の場合は、臨界期(自然に言語習得が可能だとされる期間)を過ぎてから後天的に言語習得した人間を徹底的に調べあげ、それを赤ん坊の言語習得の過程なんかと比較することで仮説の精度をあげていった

その結果俺が至ったのが、正しい表現を覚えれば、4技能全てレベルアップする仮説だ

俺が表現暗記の重要性に気づいた瞬間

英語の勉強を始めた時の俺は、しっかりと文法を勉強し単語を勉強し、基礎が固まったら英会話の練習をするのが王道だと思っていた

実際に、今はそれが効率的な勉強法として主流だ

確かにそれである程度英語ができるようになったわけだが、この勉強法には割と違和感があった

文法を勉強し単語を勉強しても、テストの点は上がるもののいまいち英語力が上がっている実感がなかったからだ

だが、英会話のトレーニングをし始めた途端、英語力に劇的な変化が訪れた

なんと、英会話のトレーニングによって、会話だけでなく4技能すべてがバリバリレベルアップしていったんだ

英会話の練習でやったのは、中学レベルの簡単な英文をひたすら覚えるというトレーニングのみ

それだけなのに、今までせっせと日本語に訳しながら読んだり聞いたりしていた英語が、特になにも考えずともそのまま頭に飛び込んでくるようになった

いちいち文法を考えながら日本語をなんとか訳して話していた会話も、日本語が一切頭に浮かばないまま感覚ですらすらと出てくるようになった

おまけに、いわゆる文法問題の精度もバチバチに上がった

あまりにも異次元の感覚だったから、

「もしかして今王道とされている英語学習はめちゃくちゃ非効率なことをやっているんじゃないか?」

「実は英文を覚えることが言語学習の王道なのでは……?」

と考えるようになった

英語の達人が必ずやっている英文暗唱

俺以外にもそういう人いないかなーと思って調べると、

一切文法を勉強していないにも関わらず、正確な文法を駆使し、高度な英語も理解できる人が多数存在することに気づいた

彼らの共通点は、英会話のために、使える英語をひたすら覚えていった経験があるということだった

この辺で俺の考えが確信に変わった

人間の言語活動=4技能は、表現データの蓄積の元に成り立っていると

いわゆる文法の勉強は必ずしも必要ではないと

そしてその後、英語の勉強法や脳科学について徹底的に調べ、中国語での実験を経てその仮説をさらに強固なものにしていった

言語活動は脳の神秘

よくよく考えると、俺たち日本人がなにも考えなくても日本語を聞いて話せるというのは、いくら母国語といえどかなり不思議な現象だ

俺たちが幼少期に触れる言葉のサンプルは、親や兄弟の発したごく僅かなものだけ

それなのに、5歳にもなればある程度流暢に言葉を喋りだす

これはいくらなんでもちょっと不思議すぎる

さっきも言った通り、なにか科学的な裏付けがとれているのかというと、決してそんなことはない

言語活動は、今後何千年経っても科学では解明できない脳の活動だろう

科学よりも、オカルトに近いといっていい

言語習得=ディープラーニングであるという仮説

言語活動が神秘的だからこそ、人間の脳みそには元から文法が入っているという生成文法理論が大真面目に研究されているわけだ

この本は生成文法を推してる東大教授の本だが、現状の言語に関する研究の未発達さを教えてくれる

ちなみに俺は生成文法は否定派だ

そこで俺が人間が数少ないサンプルで言語を扱えるようになるという現象に理由付けをするなら、生成文法理論ではなく、ディープラーニング仮説を推す

ちょっと雲行きが怪しくなってきたが、特に難しい話はしないから安心して続きを見てほしい

ディープラーニングについて

ディープラーニングという言葉に関しては、最近流行っているから名前だけは聞いたことがあるという人は多いかもしれない

ディープラーニングというのは人工知能(AI)の学習理論で、人間が規則を教えるのではなく、具体例を大量に与えることでそこから規則性をAIが勝手に判断して学習していくというもの

例えば犬と猫をAIに識別させる場合、今までだと、「犬ってのはこういうものです」「猫ってのはこういうものです」っていう風に人間が教えて、その知識を元に判断させていた

ところが実際のところ、犬と猫なんてどっちも耳がついてるしふわふわしてるし、そういう教え方だと限界があった

ディープラーニングでは理論的なことは省いて、一枚一枚の画像を見せて、これは犬!これは猫!という風に大量のデータを詰め込んでいくスポ根的な学習をさせる

すると、特に理論的なことは教えなくてもAIが勝手に法則性を編み出し、データが増えるに従って爆発的な成長を遂げ、相当な精度で犬と猫を判断できるようになる

俺たち人間も犬と猫を理論で見分けてるんじゃなく、色んな犬と猫を何度も何度も見ることで判断できるようになったわけだから、ディープラーニングってのは人間の学習法に非常に近いと言われている

まあ偉そうに語ってはいるが、ぶっちゃけ詳しい理屈は文系脳の俺にはさっぱりわからない

ディープラーニングに関しては最近オリラジの中田あっちゃんがおもしろく解説してくれてたから、まだ見てない人はみるといいゾ↓

言語もディープラーニングでは?

そして俺は、言語もディープラーニングだと思っている

言語がディープラーニングだとするならば、人間がどうやって少ない言葉のサンプルから新たな言葉を生み出しているのか説明がつく

人間は一定量の表現データが与えられると、脳がそこから自然と規則性を理解するのだ

俺たち日本人が一度も聞いたことがない日本語でも自由自在に、かつ無意識に作りだせるのは、一定の文データが蓄積されていて、脳が勝手に規則性を抽出しているからと考えると、結構辻褄が合う

「俺は強い」

「強い人」

「大きい人」

「あなたは大きい」

というデータを与えられたら、脳が規則性を把握して

「俺は大きい」

「あなたは強い」

という未知の言葉でも作り出せるようになるというわけだ

言語学習はディープラーニング仮説、いかがだろうか

割と信憑性のある説だと俺は思う

英語の表現をそのまま覚えることが4技能に効果的な理由

ディープラーニング仮説を前置きにすると、英語表現の暗記が4技能に効果的な理由もわかってくる

表現暗記が聞く・読む(インプット)に有効な理由

俺の場合ある程度表現を覚えていった結果、ほとんどの英語を日本語のように無意識で処理できるようになった

このとき、今までの高速で日本語に訳していく英語の理解の仕方とは、理解の方法が根本的に違うものにスイッチしたのを感じた

調べてみるとこれは俺だけの現象じゃなく、同じ経験をしている人が大量にいた

ここから考えられることは、人間の言語の理解の方法とは、聞いた言葉をその都度訳しているのではなく、頭の中の文構造データから似たような文例を取り出して照らし合わせているだけだということだ

これなら、母国語と第二言語の理解力が異常なほど乖離している理由が説明できる

俺たちが日本語を完全に無意識で理解できているのも、既に大量のストックが頭の中に溜まっているからにすぎない

これは受験英語でやるような、英語を文法的に細切れにして日本語に訳し、それを慣れで高速化させるという手法とは根本から異なる

確かに文法で解釈していく方法も、完全に無駄ではなく、ツールの一つとしてはかなり優れている

俺もこの方法でTOEIC900点は超えたし、短期間で読解力を向上させたいという人にはこのやり方を勧めている

しかし、ツールとして英語を使いこなしたいなら、とにかく正しい表現のストックを頭に貯めていくことが重要だ

そこを無視して、自然な理解力は構築できないと断言していい

また、よく大学受験生で音読をしていたら速読ができるようになったという人がいるが、その正体はこの脳への文の蓄積によるものだと思われる

1997年の発売から20年以上経った今でも受験生から大人まで愛用される暗記例文集『入試英語最重要構文540』を書いた吉ゆうそう先生は、構文暗記がいかに有効か熱く説いた後、こう書いている

~この構文暗記には、もうひとつ重要な効果があります。それは、英語の入試で合否を左右する読解において威力を発揮するということです。英語構文がしっかり脳裏に刻まれている人には、茫洋たる英文の海の中を泳いでいても(読解作業をしていても、の意)、重要構文はまるでその部分が3D文字(立体文字)であるかのように浮き上がって見えるのです。
 この本の一本一本の英文を丁寧に暗記してゆく過程で、自分の中にある一つの重要な変化が生じつつあることに気づくでしょう。それは、英文を英文のまま理解できるようになることです。いわゆる直読直解力が養われるのです。これこそ「英語への開眼」の瞬間なのです。今まで英文を文尾から「解読」して訳し上げ、自分の書いた訳文(和文)を読んで初めてその英文の内容を理解するという初歩的段階から一歩も出ることが出来なかった自分が、英文を英文のまま肌で理解できるようになった瞬間。これは感動的な体験です。たゆまず暗記を続けてゆけば、遅かれ早かれ、このコペルニクス的転回は必ず訪れます。そうなればしめたもので、あとは加速度的に英語力が伸長してゆきます。頭の中がネイティブになってゆく快感は体験した人でなければわかりません。 (太字は原文のまま)

吉ゆうそう 入試英語最重要構文540CD付

実はこの文章はこの記事を書き終わってから参考書を見直して再発見したんだが、あまりにも同じようなことを書いていたので笑ってしまった

20年以上前に既にこの真理に辿り着いている人が大学受験界にいたというのは頼もしい限りだが、この真理とも言える主張がないがしろにされているのが現状の英語教育だ

表現暗記が話す・書く(アウトプット)に有効な理由

話す書くに関しては、むしろできて当然だ

正しい表現が頭の中に入っているのだから、使いたいときにそれをそのまま出せばいいだけだ

Could you tell me the way to the station?(駅までの道を教えていただけないでしょうか?)

という表現を暗記してたとする

当然駅に行きたいときはこれをそのまま使えばいい

駅以外の場所に行きたい時は、station(駅)の部分をlibrary(図書館)に変えたり、airport(空港)に変えればいいだけになる

暗記は応用が利かないと思っている人がいるかもしれないが、むしろ暗記のすごいところはその応用性だ

表現のストックが少ないうちは単語を入れ替えて使うくらいしかできないが、ストックが増えてくると、それらを組み合わせて一度も聞いたことがないような文がほぼ無意識で作れるようになってくる

表現ごと覚えると、文法問題にも強くなる

実は表現を覚えていくことで、いわゆる文法問題にもかなり強くなる

その理由は、文法問題というのは聞いたことがあるものを選ぶ or 聞いたことがないものを除外するというテストだからだ

試しにTOEICの典型的な文法問題を日本語でやってみよう

TOEICのよくある問題

彼は本社に残ることを---

①決定的な

②決定的に

③決定した

④決定

答えは当然③で、日本人ならすぐに答えられる

なぜなら③は聞いたことがある使い方で、①②④は聞いたことがない使い方だからだ

その知識のよりどころは、頭の中に蓄積された文データということになる

文法問題は本来はこういう風に自然に解けるのだが、日本人が英文法問題を解くときにやっていることは、

『決定的な』は形容詞だから最後に置くことができるな
いや、最後が『な』だから、文末にはおけないのか
よしこれは除外できるぞ~

こんなことをやっているわけだ

まあ試験問題をスピーディに解くためにはこういうテクニックを学ぶことも必要なんだが、本質的な解き方ではない

英語ネイティブは文法問題も得意

時々英語ネイティブは文法問題が苦手なんて言われることがあるが、それは真っ赤なウソだ

TOEICやセンター試験なんかの普通の試験であれば、当たり前のように満点をとる

さっきも解説した通り、文法問題ってのは聞いたことがある言葉の使い方を選べばそれで正解だから、当然、ネイティブなら誰でも解ける

じゃあなぜ英語ネイティブは文法問題が苦手という風潮があるかというと、理由はおそらく2つある

1つは日本の受験のせいだ

日本の大学受験の問題の中には、ネイティブですら一部の教養のある人にしかわからないような文法事項が出ることが割とある

確かにハイレベルなできる受験生に差をつけさせる為には仕方のないことかもしれないが、多くのネイティブが間違える問題って意味あんのかと俺は思ってしまう

2つ目は、ネイティブの個人能力だ

実際のところTOEICの文法問題に関しても結構ネイティブは間違えるんだが、その理由は簡単すぎてテキトーにやっちゃったとか、時間制限のせいで焦ってしまったとかで、見直せば確実にわかるレベルのものが多い
(そのへんで売られてる模試だと作り込みが甘くて問題として成立してない場合があったりするけどな)

または、そもそもネイティブ自身の教養や頭脳が不足しているケースもかなり多い

テスト問題では長文を読んだりする必要があるから、テストが苦手なネイティブなんかは結構ひどい点数をとることがある

頭のよくない日本人だと簡単な日本語の試験でも散々な結果になったりするように、ネイティブでも当然頭のよくない人だとテストの点数が下がるわけだ

とりあえず、ネイティブが文法問題が苦手ってのは完全なる嘘

それなりに教養のあるネイティブは、まともな試験なら時間をかければ必ず満点がとれるようにできている

本日のまとめ

色々書いたが、とりあえずこの記事のまとめは次の一言だ

英語表現の暗記こそが、最強にして唯一無二の正しい英語学習法である

これだけ覚えておいてもらえばそれでいい

次は、日本における文法との向き合い方について解説する

お楽しみに

スポンサーリンク
おすすめの記事